人間の手が、まだ触れない。

誰に聞かせるでもない独白あるいは日々の戯言など

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千葉大学卒業制作展「意匠展」と「カメラとデザイン」展

きょうは展示会を2軒ハシゴしてきました。
まずは信濃町のThe Artcomplex Center of Tokyoで開催されていた、
千葉大学・工学部デザイン学科の卒業制作展「意匠展」
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とくにプロダクト系を中心に見てきましたが、自分の学生時代には強かった「高性能・高機能に対する無邪気な憧れ」というのもがさほど感じられない、というのがイマドキな印象です。
もちろんデザインの「欲望を満たす機能」なんてのはほんの一部分であって、スタイルにばかり注力するのは間違いですから、現在の冷めた態度は成熟の証しであり、そのおかげでデザインの本質に近づいている、とも言えますが。
反面、福祉関連機器などで真摯な人間工学の追求が見られたのは、さすが工学系といったところでしょうか。

さて、その後は日本カメラ博物館の企画展示「カメラとデザイン展」を見に半蔵門へ。
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常設展示の機種に加えてカメラメーカー各社の協力を仰ぎ、一部機種ではコンセプトモデルやモックアップ、レンダリングなども並べられています。ジウジアーロ描くニコンD3のレンダリングや4面図、リコーGRDやGXRのモックアップなど、自分の仕事で見覚えのある展示物もあったりして……

展示機種のデザイナーの名を挙げると、ジョルジェット・ジウジアーロ、ルイジ・コラーニ、ハンス・A・ムート、マリオ・ベリーニ、レイモンド・ローウィ、ヘンリー・ドレイファス、ウォルター・ドーウィン・ティーグ、ポルシェデザイン、GKインダストリアル研究所……と、そうそうたる顔ぶれです。

またニコンFにおける亀倉雄策の仕事や、米谷美久の手がけたオリンパス製品も並ぶなど「デザインとは表層的な意匠だけではない」ということをしっかり理解した展示になっているのが嬉しい点でした。

「ファッションブランドとタイアップしたカメラ」「特徴的なデザインのカメラ」なんてコーナーもあったりして、常設展示と合わせて工業デザイナー必見のイベントです。
この企画展示は6月20日まで。

意匠展:http://www.ishouten.net/
日本カメラ博物館:http://www.jcii-cameramuseum.jp/
[ 2010/02/27 19:02 ] イベント | TB(0) | CM(0)


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