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東京モーターサイクルショー・その1

東京モーターサイクルショー2010へ行ってきました。タイ出張の日程と重なっていたので最終日の取材となってしまいました。まずは大勢の一般客が訪れて忙しい中、応対してくださった各出展者に感謝いたします。ありがとうございました。

それでは、気になった展示物をいくつか紹介していきます。まずは株式会社・福田モーター商会のモトグッツィブースに展示されたV12 LM。

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このコンセプトモデルは09年11月のミラノショーで初公開されているのですが、じっくり眺めるまでもなく今回もっとも気に入った展示に即認定です。デザイナーとしてクレジットされているのはミゲール・ガルーツィとピエール・テルブランチという、かつてドゥカティで大活躍した2人のタッグチーム。なるほどスタイリッシュなわけですね。
ちなみにコンセプトモデルと言っても「絵に描いた餅」ではなくて、次世代ラインナップとして準備中のV12シリーズをベースに、カフェレーサーふうにカスタマイズしたもの、というのが興味深い点。このためエンジンも90度Vツイン1151ccというスペック、つまり既存のエンジンがベースであることが公開されています。

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一体化されたダミータンクとシートカウルが見せるシルエットと、後方に見えるエンブレムの輪郭との相似に注目。ブランドイメージを投影し、意味のあるメッセージを携えたスタイリッシュさというのがすばらしい。

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シリンダーヘッドを避けるために下がテーパー状にされた、ミニマルなアルミキャストフレーム。金属が持つ冷ややかなメカニカル感と、有機的造形が醸し出す温もりある色気の融合。

さて、細かいことは抜きにして、ディティールをご覧ください。エンジンの形式だけでなく、エンジンとフレームの間を緻密にし、ワイヤやハーネスを一切露出させないというモトグッツィの美学もきちんと踏襲されています。

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唯一不可解なのは、シリンダーヘッド前方にあるオイルクーラーフィンのような意匠。真ん中には強制冷却ファンのような部品もあるのですが、可動しない様子。なんなんでしょう、コレ? 
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たしかに内側にはエンジンマウントのためのフレームが伸びていますし、シリンダーヘッドが突き出して見えてしまうのを避け、タンクやフレームとエンジンが融合したマスに見えるようにするためにも、ここに何かを置きたくなるのは理解できるのですが……

それはともかく、かつてモトグッツィにはルマンというスポーツモデルがありました。LMはルマンの略。ということは、V12シリーズでルマンを名乗るロードスポーツが復活するのかもしれません……といった期待を煽るためのコンセプトモデルなのでしょうね。でも、そんなことおかまいなしに「格好イイ!」と言ってしまいたくなるデザインです。

この他のメーカーの紹介はまた後日。あ、バンコクモーターショーの続きもその後にやります。

東京モーターサイクルショー:http://www.motorcycleshow.org/
[ 2010/03/30 01:03 ] イベント | TB(0) | CM(0)
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